「中立国停戦監視委員会」は、朝鮮戦争において中立を宣言したスイス、スウェーデン、チェコスロバキア(当時)、ポーランドの4カ国によって板門店に置かれることとなった。しかし、チェコスロバキアとポーランドはソビエト連邦(ソ連)によってワルシャワ条約機構に加盟したので、実際は中立組織は機能していなかった。
冷戦終結と共にポーランドとチェコ(スロバキアと分離)は旧東側(ソ連圏)から離脱し、中立組織が回復するかと思われたが、両国は1999年に旧西側の北大西洋条約機構(NATO)に加盟したため、再び有名無実になり、その後チェコとポーランドが抜け、現在はスイスとスウェーデンの2国のみとなっている。
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西側に沙川江(サチョン川)が流れ、そこに架かる橋は、朝鮮戦争後に捕虜交換が行われた。北朝鮮から逃れた自由主義者、北朝鮮の捕虜となった韓国軍兵士が韓国側に渡り、その橋を渡ると二度と戻ることが出来ない事から「帰らざる橋」と呼ばれている。「ポプラ事件(ポプラの木事件)」(下記)の舞台となった場所もすぐ近くである。
軍事境界線内の韓国側、共同警備区域の周辺には、休戦当時の住人の直系子孫だけ居住することができる「自由の村(大成洞自由の村)」が設けられているが、韓国国籍者は自由に訪れることはできない。